実大実験
計5回熊本地震の前震(震度7相当)1回と本震(震度7相当)4回を加振。耐震等級3相当の木造試験体が倒壊しないことを確認しました。
木造住宅用制震装置 KRASOL
横尾材木店千葉の対象建売住宅では、耐震に「制震」をプラス。揺れを熱に変えて吸収する制震ユニット「クラソル」が、建物へのダメージの蓄積を抑えます。
耐震は、柱・梁・壁など建物そのものの強さで地震に耐える技術。一方、制震は装置が地震エネルギーを吸収し、建物の揺れや変形を抑える技術です。クラソルは、耐震住宅の強さを支えながら、繰り返す揺れによる構造体への負担を軽減します。
耐震 + 制震
2016年の熊本地震では、震度7を2回観測し、震度6弱以上の余震も複数回発生しました。一度の大きな揺れに耐えても、構造体にダメージが蓄積すると、その後の地震で本来の性能を発揮できない可能性があります。
クラソルの心臓部は、住友ゴム工業の技術から生まれた高減衰ゴム。地震で建物が揺れるとゴムが変形し、瞬時に振動エネルギーを熱エネルギーへ変換します。鉄板との接合には加硫接着を採用し、強い耐久性と接着力を確保しています。
繰り返しの大地震を想定した実大実験、長期使用を見据えた耐久性、設計の自由度を支える国土交通大臣認定。住まいの安心を、確かな性能で支えます。
実大実験
計5回熊本地震の前震(震度7相当)1回と本震(震度7相当)4回を加振。耐震等級3相当の木造試験体が倒壊しないことを確認しました。
耐久性
60年促進劣化試験で、60年経過後も高減衰ゴムの性能がほとんど変わらないことを確認。部品交換や点検などのメンテナンスも不要です。
国土交通大臣認定
2.2倍壁倍率2.2倍の認定を取得。敷地面積が限られる住宅や3階建てにも対応し、設計の自由度を支えます。
2021年、西松建設株式会社 愛川技術研究所にて、耐震等級3相当の木造試験体を使用した実大実験を実施しました。
非装着の試験体は前震で層間変位60.9mm、本震1回目で151.8mmに達した一方、装着した試験体は前震19.9mm、本震1回目33.1mm。本震4回目でも55.6mmに抑えられました。
クラソルの仕組みと、実大実験における建物の揺れ方の違いを動画でご覧いただけます。
繰り返す地震への備えと、制震ユニットの役割をわかりやすく紹介します。
2016年熊本地震を再現した、装着・非装着の性能検証実験です。
役割が異なります。耐震は建物の強さで地震に耐え、制震は装置が地震エネルギーを吸収して揺れや変形を抑えます。クラソルは耐震構造に制震を加え、繰り返す地震への備えを高める装置です。
メーカー資料では、高減衰ゴムは促進劣化試験により60年経過後も性能がほとんど変わらないことが確認され、部品交換や点検などのメンテナンスは不要とされています。
クラソルは、すべての住宅に標準装備されているものではありません。現在は「グランドヒルシリーズ幕張町5丁目」の建売住宅に採用しています。採用状況は物件ごとに異なりますので、詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
クラソルは建物の揺れや変形、構造体への負担を軽減するための装置ですが、地震による被害を完全に防ぐものではありません。性能は建物の設計、施工、地盤、地震の特性などによって異なります。